IT業界の国での現状

IT業界は国の発展、私達の生活を豊かに便利にしてくれるものとしてなくてはならないものですが、比較的新しい業界、技術であるのでその評価は低く見られがちです。
IT業界は主に20代、30代が中心となって働いているので、それより上の世代からの評価というのがいまいち高くならないのです。
しかし40代以上となると、会社や社会においての発言力、影響力が大きいポジションにいる人が多いので、結果的にIT業界の社会的評価やイメージに繋がってしまうこともあります。

またIT業界の仕事の形態は下請けなので、顧客である企業の評価が優先されるということもあります。そのため、価格競争が始まり、そうすると顧客側も低費用で済まそうとしてきます。かつ期限が短く膨大な仕事量をこなさなくてはならないことがあります。それが、IT業界の仕事時間が長いとされる原因のひとつではないでしょうか。

本来自由な形態であるので、裁量労働制を取るのに一番適した業界ではありますが、下請け体質がそれをさせないようにしています。IT技術は、日本の発展とイコールになる部分があると思います。そして私達の生活も豊かにしてくれます。
この技術を開発する業界の現状がこうであると、業界自体の発展は見込めないでしょう。海外では日本よりエンジニアたちの待遇はいいです。そうなると、優秀な人材はどんどん海外へ流出してしまうことにも繋がります。

まずは国内での評価を上げたり、人材を確保することが必要なのだと思います。それが達成されることで、より多くの人がシステムエンジニア・プログラマを目指すようになると思います。今、IT業界で働いているエンジニアも、企業に必要とされる人材になるために、自分なりのキャリアップをしていく必要があると考えれます。それが最終的には国内での好条件の有効求人倍率増加に繋がり、エンジニアが広く働きやすい環境へと繋がるのではないでしょうか。